株式取引は証券会社を通じて行いますが、FXは証券会社・商品先物取引会社・外国為替取引専業会社など、さまざまな会社が扱っています。
最近ではFXを扱う証券会社が増えているので、株式取引とFXを同じように考えている人もいますが、為替相場と株式相場はまったく違う動きをしますし、取引対象も違うので別物と考えてください。
そこで株式取引とFXの大きな違いを紹介します。
注目すべきは、レートの違い、取引時間の違い、手数料の違い、税金の違いの4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
株式のレートである売買価格(株価)はどの証券会社を通じて取引しても同じですが、株価とは違いFXの為替レートは取扱会社によってばらばらだということです。
株式は、『取引所取引』という証券取引所と投資家の間でする取引ですが、外国為替には取引所が無く、市場参加者がインターバンク市場の中で1対1で取引する『相対性とりなので、取扱会社によってレートが微妙に違うんです。
例えば、証券会社Aで取扱っている株の企業αの株価が1株100円だとすると、証券会社Bでも証券会社Cでも企業α1株の価格は100円というように統一されています。
一方通常のFXの場合、FX取扱会社Aで1米ドル=114.50円だとしてもFX取扱会社Bでは1米ドル=114.40円だったりFX取扱会社Cでは1米ドル=114.60円などというように取扱会社によってレートが微妙に異なります。
くりっく365という取引所を経由するFXの場合はレートはすべて共通です。
株式取引の時間は、取引所が空いている時間だけですから9時〜11時、13時〜15時などとなっていて一日に4時間しか取引ができません。
例外として夜市という夜間取引もありますが、しくみが少し特殊です。
一方FXであれば、24時間いつでも取引できるので普通の株式がリアルタイムで取引できないサラリーマンの人も仕事から帰ってから、夜寝る前など好きな時間に取引できます。
取引手数料の違いに関しては、株式取引は100万円当たりで計算すると約3000円かかりFXでは、無料の場合が多いです。有料の場合でも、100万円あたり500円ぐらいが一般的です。
長期の投資をするのであればさほど気にならないかもしれませんが、デイトレードなど短期投資を繰り返して資産運用する人にとっては1度でこの金額の差はとても大きいですよね。
株式と為替のレートを同一に語ることはできませんが、僅かな値動きでも利益を狙える可能性があるということです。
税金については株式取引では売却益がでた場合10%(所得税7%+住民税3%)を納税しなければなりません。(ただし、特例措置の税率でこれが終わると20%に)
一方FXでは収益はすべて雑所得扱いになります。税率計算は、すべての収入を合計した額をもとに算出され、15%から50%となっています。
また、FXの税金は、他の所得と合算して控除することができません。
税金面では、やや株式取引のほうが有利です。特定口座なら源泉徴収も便利です。
ただし、くりっく365と呼ばれる取引所経由のFXは一律20%の税率で、他の先物などの取引での損益と合算することができます。
また、損が出てしまった年でも3年まで繰り越しができるので、税金面ではくりっく365のFXが有利です。
ただし、くりっく365ではメジャーな7通貨でしか取引ができないなどのデメリットもいくつかあります。